皆さん!こんにちはコーティング事業部です(^^♪
春になると気温が上がり、気持ちが高鳴っていきますね。
しかし、「花粉」という強大な敵と立ち向かう事を考えると、憂鬱な春と感じる方も多いかと・・・
今回はそんな「花粉」についてのお話をさせていただきます。
この時期、綺麗に洗車していた車が花粉で汚れてしまっていたり、ボディに花粉シミが出来てしまい困ります。
花粉シミも洗車して落ちることもありますが、しばらくシミを放置してしまうと洗車で落ちない事も・・・(>_<)
花粉が付いた場合の除去方法についてのお悩みを解決できればと思います。
初期段階の花粉ですと砂のような状態でボディ表面に付着しております。
この状態ですとボディを洗車していただければ、花粉の除去は可能です。
しかし、コーティングの防汚能力が低い場合や、何も施工されていない素の塗装面の場合には、軽い手洗い洗車では除去しきれずに残留する場合があります。
問題は雨天後に花粉がボディ上で乾燥してしまう場合です。
花粉の構造は球状の膜のような構造体の中にペクチンというタンパク質を含んでいます。
水に濡れると殻が割れて中からペクチンが抽出されて塗装面への吸着を促進し、乾燥すると収縮時に塗装を内側から引っ張り、クレータ状の凸凹がボディ表面に無数出来てしまいます。
堆積した花粉の量が多いほど、気温が高いほど、付着してからの経過時間が長いほど、ダメージは深刻化するので、長時間放置しすぎないことが重要となります。
特に、黒や紺と言った濃色では、シミが目立ちやすくなりますので要注意です。
では、肝心の花粉の除去方法ですが。
花粉によるシミは、ボディの被膜が花粉とともに収縮することでシミになります。
なので、収縮した被膜に熱湯をかけて収縮した部分を膨張させて元に戻すという手法があります。
熱湯をかける際には、プラスチックパーツへの影響を考慮して80℃程度が良いです。
そしてボディに熱湯をかける際には、足元などの火傷に注意しましょう。
熱湯はすぐに流れてしまうので、処理する場所にマイクロファイバークロスを置いてその上から熱湯をかけるのも良いです。
何度か繰り返すことで、驚くほど何事もなかったかのように綺麗になる場合もありますが、完全に取りきることは出来ないこともあります。
目立たなくするくらいの効果が見込めることが多いですので、激しくこすってボディを痛める前に、まずは熱湯による修復を試してみて下さい。
熱湯による除去作業が面倒くさいと感じる方は、実は夏場になるとボディの表面温度は80度近くになるので、夏場になると花粉シミは自然に消えて行きます。
下手にシミを消そうとしてボディに傷などを付けるより、夏場まで花粉が消えるのを待つのも一つの手段と言えます。
花粉の対策として「コーティングしてあるから大丈夫!」とお思いの方もいるかと思いますが、コーティングしてある車でも、花粉による侵食は完全には防ぐことは出来ません。
しかし、コーティングをまったくしていない車よりはボディへのダメージを確実に軽減することができるので、コーティングの施工をオススメします。
最後にGe3y’sにて花粉を除去してコーティングを施工した写真が以下になります。
花粉シーズンのお車のボディメンテナンス、非常に大変だと思いますので、是非Ge3y’sにご相談ください。
コーティング、ルームクリーニング等お車でお困りのことがあればGe3y’sまでお気軽にお問合せ下さい。
2018.03.27