皆さん!こんにちはコーティング事業部です(^^♪
今回はコーティングのボディ磨きのお話です。
ボディ磨きは技術もさることながら、知識も重要な作業です。
知識もなく車を磨くのは愚の骨頂であり、傷を消すどころかボディは傷だらけになります。
車磨きとは「塗装を均一に整える作業」です。
簡単な磨きの構造は材料よりも固い研磨剤を使い、凸凹のとんがった部分をそぎ落とし、表面を滑らかにすることにより傷を見えづらくする事です。
ボディコーティングを施すうえで凹凸な塗装面にはコーティング剤が定着しにくい上、 剥がれやすく、ダメージから塗装を保護する効果が薄れます。
また光沢も固着物、洗車キズが多ければ映り込みは“深み”を欠き、細キズは乱反射を起こします。
磨きはカーケアの中でも最も繊細な作業です
磨きは「ポリッシャー」と呼ばれる機械を使いダメージを負った塗装を薄く研磨し、塗装本来の色艶を取り戻します。
車両にダメージにより「研磨力の低い機材」「研磨力の高い機材」を使用しますが、あまり無理をするとクリア層を剥がしてしまう恐れもあります。
大抵の傷は磨き作業によって消すことが出来ますが、深度により完全除去が出来ないこともあります。
その場合は傷を極力薄めるなどの処置を取る必要があります。
新車の磨きとダメージ車両の磨きは、使用する機材や作業時間が大きく変わってきます。
ダメージ車両の磨きは深いダメージの除去を行ってから、下地調整を行うので、作業工数が多く、時間が掛かります。
☆☆新車の磨き★★
新車であってもほとんどの場合は磨きが必要です。
ディーラーの保管環境や洗車方法によって多少の傷を負っていることが良くあります。
また、ディーラー保管が良くても、新車の塗装膜は均一ではないため、 コーティングを定着させる場合は何らかの下地調整が必要となります。
塗装を均一に整えた新車の塗装は新車以上の輝きを放ちます。
★★ダメージ車両の磨き☆☆
一番深いダメージに合わせて研磨を行います。 まず、深く研磨してから塗装を整える作業を行うため、新車の磨きよりも作業時間が大幅にかかります。
深いダメージの中には修復不能なダメージもあります。
例えば「酸性クレーター」や「鳥糞や樹液などのシミ」は 思いの外、ダメージ深度が深いため完全な除去が行えないこともあります。
また、ボディの素材や箇所によって塗装膜厚が異なるので、磨き方の理解が必要になります。
ダメージが磨ける範囲内にあれば、ダメージを全てリセットすることが可能ですが、完全除去によって塗装がギリギリまで薄くなる場合は深追いせずにダメージを薄めるだけに留めることもあります。
良い下地を最小限の研磨で作り、コーティングで守ることが出来るのが理想です。
車磨きは塗装膜厚やボディ形状の凹凸の理解があったり、10年後のケアーを考えての作業が出来ないと実に危険きわまりない作業になります。
コーティング、ルームクリーニング等お車でお困りのことがあればGe3y’sまでお気軽にお問合せ下さい。
2018.04.27