皆さん!こんにちはコーティング事業部です(^^♪
前回は撥水タイプのコーティングのお話でしたが、今回は親水性タイプのコーティングについてのお話です。
撥水はイメージしやすいですが、親水と言われてもピンと来ない人が多いかもしれません。
親水性とは簡単に言うと「水がなじみ易い性質」の事を指し、撥水性の「水をはじく性質」とは全く反対の性質になります。
前回もご紹介した撥水角度で言うと、撥水角が90°以下の状態が親水性と言われる状態になります。
・親水性のメリット
親水性のコーティングを施したボディは水分が水滴として残らないので、ウォータースポット(イオンデポジット)の原因となる、酸性雨が蒸発し高濃度の酸がスポット的に凝縮されてボディに残る様なリスクが減ります。
普段の洗車のメンテナンスにおいても親水性のコーティングはボディから水が流れ落ちる性質ですので、水の流れと一緒にボディに付着した汚れを流してくれる効果もあります!!
洗車の回数は撥水性のコーティングに比べ少なくなります。
・親水性のデメリット
親水性は水滴が出来づらく、水が留まりにくい事からコーティングとして最適と考えられますが、親水効果が維持される期間は短くなります。
表面に汚れが付着すると薄い膜が張られた状態と同じになるので、弱撥水性になってしまいます。
そうなると、親水性のメリットでもある自己洗浄効果も失われてしまいます。
撥水性のコーティングに比べ艶が劣り、コーティングがかかっているのかを実感しにくいのもネックなポイントではないでしょうか。
・疎水タイプ
親水性、撥水性の中間に位置するコーティング剤が疎水タイプのコーティング剤となります。
このガラスコーティング剤はとにかく、水はけが良いという特徴があります。
撥水性、親水性のいいとこ取りのような効果です。
ただ雨が小雨の場合だと、撥水性とほぼ同じように水をはじいてしまい、大雨のときでない限り、疎水性ならではの効果が期待出来ないので一長一短と言えます。
車に合ったコーティングというのは、車の色や保管状況、メンテナンスの頻度などによって異なります。
・長期に渡って車のボディのコンディションを良い状態にするならば親水性コーティング
・高級感のある艶感や気持ちよく水滴が流れ落ちるボディが好きであれば撥水性コーティング
それぞれのコーティングの特徴や違いを知り、コーティングに何を求めるのかを明確にしておくことが大切です。
すこしでも、コーティング施工に悩まれている方のヒントとなれば幸いです。
コーティング、ルームクリーニング等お車でお困りのことがあればGe3y’sまでお気軽にお問合せ下さい。
2018.08.27