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コーティングの種類・特徴とメリット・デメリットを詳しく解説!(撥水編)

皆さん!こんにちはコーティング事業部です(^^♪

皆さんの乗られている車にコーティングは施工されていますか?

コーティングが施工されているのであればそれは何系のコーティング剤で、性質は撥水、親水それとも滑水、疎水ですか?

コーティングの被膜と言っても大なり小なりはあるものの、それほど変わらないと思っている方は多いと思います。

ですが実は車の色や洗車の頻度などで、コーティングの種類の良し悪しも変わります。

そんな普段語られる事のないコーティングの被膜について、今回お話いたします。

まずはコーティングの種類についてです、主にコーティングの種類は油脂系、樹脂系、ガラス系に分類されます。

 

油脂系コーティング

特徴:従来からあるカーワックスのこと。

メリット:安価。自分でも手軽に施工できる。

デメリット:耐久性に乏しく、毎月のメンテナンスが必要。傷を防ぐ効果はない。

効果の持続期間:約1ヶ月

 

油脂系コーティングとは、従来から使われてきたカーワックスのことです。油が水をはじく性質を利用して、車を汚れから守ってくれます。また、施行が簡単なことや、手軽に購入できる価格が特徴です。

しかし、耐久性、耐熱性などには乏しく、雨にも流されてしまうため、効果の持続期間は約1ヶ月程度です。そのため、こまめなワックスがけが必要になります。

また、ボディーの表面を油の膜で包むだけですので、傷から守る効果はほとんどありません。

 

ポリマーコーティング(樹脂系コーティング)

特徴:ワックスに代わり登場したポリマーコーティングのこと。

メリット:ワックスよりも耐久性に優れる。比較的安価で自分でも施工できる。短時間で施工可能。(1時間以内で施工できるものもある。)

デメリット:毎月の洗車や専用のメンテナンスが必要。傷から守る効果は弱い。

効果の持続期間:約3ヶ月

 

ワックスの代わりとして登場したのが樹脂系コーティングです。一般にはポリマーコーティングと呼ばれています。市販でも販売されていますし、ディーラーや専門店でも施工されています。

これは、フッ素やテフロンなどが主成分となり、ボディーの表面に保護皮膜を作るタイプのコーティング剤です。ワックスと比べると、費用がかかったり、施工の手間がかかったりしますが、汚れから守る機能や、耐久性が長くなります。

また、傷からの保護効果も多少あります。ただし、ワックスよりも耐久性がありますが、毎月の洗車や、専用のトリートメントを利用したメンテナンスが必要となります。

ワックスのように雨で流される心配は減りますが、洗車によってコーティングが落ちてしまうため、その効果の持続期間は、およそ3ヶ月と言われています。新車購入時に、ディーラーでコーティングを勧められることがありますが、この樹脂系コーティングの場合があります。

比較的安めのコーティングは、ポリマーコーティングの場合が多いです。

 

ガラス系コーティング

特徴:一部ガラス繊維を含んだコーティング剤。

メリット:耐候性、耐熱性など耐久性に優れる。汚れが落ちやすくなる。傷から守る効果もある。自然なツヤと光沢がある。

デメリット:お店で施行するための期間が必要。ワックスやポリマー加工と比べて施行料金が高くなる。

効果の持続期間:約6ヶ月〜1年

 

現在の主流となっているのが、ガラス系コーティングです。

ガラス系コーティングには、一部ガラス繊維が入っていることが特徴です。これにより、耐候性、耐熱性のアップや、保護膜の劣化を防いだり、ボディーを傷から守る効果が生まれます。また、車の汚れも落ちやすくなるため、洗車が楽になります。

その他にも、ワックスやポリマー加工と比べると、ボディーの自然なツヤと光沢が得られる特徴もあります。その効果も6ヶ月から1年間続き、ワックスやポリマー加工と比べても性能が高くなっていることが、現在の主流になっている理由でもあります。

 

ガラスコーティング

特徴:ガラスの保護膜によるコーティング。

メリット:現在行われるコーティングの中で最も高性能。ボディーを傷から守る効果もある。

デメリット:お店で施工してもらう必要がある。高額な費用がかかる。定期的なメンテナンスは必要。ツヤが少ない。

効果の持続期間:約3〜5年(メンテナンスの必要あり)

 

ガラス系コーティングは、ガラス繊維以外のフッ素やシリコンなどの有機成分も含まれているため、ガラス“系”と言われています。一方でガラスコーティングは、完全無機質のガラス被膜を形成するコーティングのことを言い、ガラスの強力な保護膜によってボディを守ることができます。

現在、一般的に行われているカーコーティングの中で、最も性能の高いものと言えます。耐紫外線、耐熱性、耐油性などが高く、ボディーを汚れや傷から守る効果に優れています。

 

撥水性の種類

コーティング被膜の撥水の仕方は、撥水性と親水性に主に分類され。

コーティング表面の水滴の接触角によってコーティング剤の種類は判別出来ます。

この角度がおおよそ90度以上になるものが、カーコーティング業界でいう撥水タイプとなります。コーティング剤の中には接触角120度以上になるものもあり、これを強撥水、150度以上になるものは超撥水などと呼ぶこともあります。

 

撥水タイプ

・メリット

撥水性コーティングは光沢が通常のガラスコーティングとは異なり強くなります。また、耐擦り性能や水玉がコロコロと弾くため、コーティングを施工しているという実感が得られやすく多くのユーザーに指示されています。

・デメリット

水玉となった水滴がレンズの役割を果たして、塗装面にイオンデポジットやウォータースポットが付着しやすくなります。超撥水コーティングなどはイオンデポジットが付着しづらいようですが、疎水性や親水性コーティングに比べるとシミが付着しやすくなります。
一度付着したイオンデジットは放置しているとウォータースポットとなり、研磨作業で塗装面を磨かないと綺麗に取れなくなってしまいます。

撥水タイプはウォータースポットになりやすいので、屋内保管の方、または降雨後にしっかりメンテナンスできる方向きと言えるでしょう。

また濃色車の場合その傾向が強くなるので、より注意しなければなりません。

最後に撥水タイプの撥水動画をご覧ください。

 

次回は親水タイプについてのお話です。

 

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2018.07.27

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